lesson 1. ピッキングの練習をしてみよう

-【2】ダウンピッキング

さて、これからギターを始めるにあたってまずはピッキングの練習をします。
ピッキングというのは、ピックを握って弦を弾く行為の事です。
右利きの方は右手に、左利きの方は左手にピックを構えましょう。

まずは、ギターを構えてください。
そうしたら図のように一番太い6弦を上から下にピックを動かして弾いてみます。

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※クリックで拡大できます

ポイントは

・手のひらをブリッジ部分に軽く乗せる事
・力まない事(ピックを強く握らない事)
・弦に対してピックがフラットに当たるようにする事
・ピックを上から下にまっすぐ降ろす事
・弦にピックが負けるイメージで弾く事
・えぐるようにピッキングしない事

です。
これらのポイントを一つずつ詳しく解説していきますね。

【手のひらをブリッジ部分に軽く乗せる事】

というのはつまり、
DSC_0106※クリックで拡大できます
こういう事です。
画像ちょっと分かりづらいですかね(笑)

【力まない事(ピックを強く握らない事)】

力まないというのは上記の画像見てもらう限り分かると思いますけど、全然力入ってないですよね?このようにダルダルに脱力してください。

【弦に対してピックがフラットに当たるようにする事】

これは逆に悪い例の方をまずは見てもらった方が良いかもしれません。

親指の先が下がってピックの側面で弾いている悪い例。
DSC_0102
親指の先が上がって、こちらもピックの側面で弾いている悪い例
DSC_0103

それに対して良い例です。
DSC_0107

いかがでしょうか?
悪い例が、ピックの側面の細い部分が弦に当たっているのに対し、良い例はピックの表面、まさに「面」の部分が弦に当たっているのがお分かりいただけたと思います。
この面の部分でピッキングをするからピックが ” しなって ” 弦をはじき、豊かな音色が生まれるのです。
弦を「剛」とするならば、このピックの使い方は「柔」となり、まさに「柔よく剛を制す」です。
それに対して側面でピッキングしてもピックはしなりません。「剛と剛がぶつかり合っている状態」になります。
音色もその名の通りカタく細い音になってしまいます。

また、もう一つの悪い例としてこんなものがあります。
DSC_0099
これは弦に対してピックが深く入り過ぎですね。
これではいくらフラットに当てても、ピックの優しいしなりを引き出す事はできません。
弦に対してピックは浅く入れるが基本です。

【ピックを上から下にまっすぐ降ろす事】

これは上記の1〜3の画像を見て頂ければ分かるかと思いますが、まっすぐ上から下へピックをフラットな状態のまま降ろしています。

【弦にピックが負けるイメージで弾く事】

脱力&弦に対してピックをフラットに当て(「面」の部分を当て)、まさに弦にピックが負けるイメージで弾くと自然とピックがしなります。
ピックのしなりを利用して、弦を「はじく」のです。
そうする事で豊かな音色が生まれます。

【えぐるようにピッキングしない事】

こちらはピッキングの弾き終わりの手についてです。
よく、手首を回転させて、弾いたあとにピックが外に向かっていっちゃう人がいます。
こんな感じに…
DSC_0110
弾き終わりは下図のようにすぐ下の弦にピックが当たるようにまっすぐ優しく降ろしましょう。
DSC_0097

さてさて、さっそく長くなってしまいましたがこれが基本のピッキングです。
上から下へピックを下ろして弾くので「ダウンピッキング」といいます。
特に初めのうちは力んでいないつもりでも力いっぱい弦を弾いてしまう傾向にあるので、ほんっっとうに弱い力で弦を弾く事を心がけてください。


さぁさぁお待ちかね、さっそく本格的な練習に突入しましょう!
準備は良いですか??
それでは、メトロノームを用意してください
ちなみに左手(弦を押さえる手)はまだ使用しませんので右手(ピックを持つ手)に集中です。
まずはBPM(テンポ)を60に設定して、この基本のピッキングを基に、次のメニューを弾いてみましょう!

【ダウンピッキング】
BPM60、4拍ずつ、6弦

Preview of “MuseScore- ダウンピッキング”

「4拍ずつ」というのは、クリック音4回分音を伸ばして弾いていくという事です。
「ワン、トゥ、スリー、フォー、ワン、トゥ、スリー、フォー、」とカウントしながら、「ワン」のタイミングでピッキングして音を出し、4カウント数え終わるまでその音を伸ばし続けます。

動画も参考にしてください。

[動画]ダウンピッキング(BPM60、4拍ずつ、6弦ver)

動画では6弦しか弾いてませんが、残りの5弦〜1弦も同じように弾きます。
ダウンピッキング4拍ずつ
全ての弦を同じ力加減、同じボリューム、同じピッキング角度で弾けるようになるまで反復練習しましょう!
全ての弦を同じピッキング角度で弾くコツは、ブリッジに置いている手のひらを弾く弦によって上下にスライドさせる事です。
そうする事で全ての弦を同じ角度で弾く事ができます。

それではまったく同じ内容でテンポだけを上げていきます!

【ダウンピッキング】
BPM70、4拍ずつ、6弦〜1弦

このように、各弦が問題なく弾けるようになったら徐々にテンポを上げていきます。
テンポはBPM60から10ずつ…BPM70、80、90、100、110、120というように上げていってください。
6弦〜1弦までをBPM120で4拍ずつ弾けるようになれればOKです。

[動画]ダウンピッキング(BPM120、4拍ずつ、6弦ver)

以下にチェックリストを挙げておきますので、ゆっくり確実に各項目をクリアできるよう練習してください。

【チェックリスト】
□ダウンピッキング、BPM60、4拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM70、4拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM80、4拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM90、4拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM100、4拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM110、4拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM120、4拍ずつ、6弦〜1弦


さて、次は2拍ずつ弾いていきます。
ダウンピッキング2拍ずつ
「2拍ずつ」というのは、クリック音2回分ずつ音を伸ばして弾いていくという事です。
「ワン、トゥ、スリー、フォー」の「ワン」と「スリー」の部分で音を弾いていきます。
これも、6弦〜1弦、BPM60〜120まで弾いていきます。

[動画]ダウンピッキング(BPM60、2拍ずつ、6弦ver)

[動画]ダウンピッキング(BPM120、2拍ずつ、6弦ver)

【チェックリスト】
□ダウンピッキング、BPM60、2拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM70、2拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM80、2拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM90、2拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM100、2拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM110、2拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM120、2拍ずつ、6弦〜1弦


次は1拍ずつ弾いていきます。
ダウンピッキング1拍ずつ
「ワン、トゥ、スリー、フォー」とカウントしている全てのタイミングでピッキングして音を出していきます。
こちらも同様に、6弦〜1弦、BPM60〜120まで弾いていきます

[動画]ダウンピッキング(BPM60、1拍ずつ、6弦ver)

[動画]ダウンピッキング(BPM120、1拍ずつ、6弦ver)

【チェックリスト】
□ダウンピッキング、BPM60、1拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM70、1拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM80、1拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM90、1拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM100、1拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM110、1拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM120、1拍ずつ、6弦〜1弦

参考までにこちらもどうぞ。

[動画]ダウンピッキング(BPM120、1拍ずつ、6〜1弦ver)
(※時間の関係で各音を2小節ずつ弾いています。ご了承ください)


以下に今回やった練習内容の動画、譜面、チェックリストをまとめておきます。


□ダウンピッキング、BPM60、4拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM70、4拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM80、4拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM90、4拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM100、4拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM110、4拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM120、4拍ずつ、6弦〜1弦

ダウンピッキング4拍ずつ


□ダウンピッキング、BPM60、2拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM70、2拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM80、2拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM90、2拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM100、2拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM110、2拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM120、2拍ずつ、6弦〜1弦

ダウンピッキング2拍ずつ

□ダウンピッキング、BPM60、1拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM70、1拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM80、1拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM90、1拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM100、1拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM110、1拍ずつ、6弦〜1弦
□ダウンピッキング、BPM120、1拍ずつ、6弦〜1弦

ダウンピッキング1拍ずつ

慣れるまで繰り返し練習しましょう!!


【目次】
lesson 1. ピッキングの練習をしてみよう
-【1】ピックの握り方
-【2】ダウンピッキング
-【3】アップピッキング
-【4】オルタネイトピッキング
lesson 2. ドレミファソラシドを弾いてみよう
-【1】4拍ずつ
-【2】2拍ずつ
-【3】1拍ずつ
lesson 3. メジャースケールを弾いてみよう
lesson 4. 簡単なメロディーを弾いてみよう
lesson 5. 簡単なコードを押さえてみよう
lesson 6. ストロークの練習をしてみよう
lesson 7. コードチェンジの練習をしてみよう
lesson 8. さまざまなストロークパターンを練習してみよう
lesson 9. コード弾きで簡単な曲にチャレンジしてみよう
lesson 10. アルペジオに挑戦しよう
lesson 11. 単音弾きに挑戦しよう
lesson 12. いろんなテクニックを身につけよう
lesson 13. 曲に挑戦しよう!


【入門者・初心者必見】ギターが上達するための3つの心構え
【入門者・初心者必見】驚くほどギターが上手くなるコツ5項
【入門者・初心者必見】必ずギターが上達するレッスン13項
・【入門者・初心者必見】ギター上達のための練習メニュー12項


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